我が家のストーブは今年11月で丸13年になります。
(長かったような短かったような)
以前にも書いたとおり、引っ越ししたその夜に「新品ストーブファイアー事件」が起きてしまい、ストーブ内の触媒を傷つけてしまいました。(涙)
しばらくは触媒なしで使用してきましたが、薪の燃焼時間や効率を考えるとやっぱり触媒は欲しい。しかし、触媒は高い。
考えたあげく、知人に頼んで触媒の役目を果たせるような仮のものを作ってもらい設置することにしました。
仮の触媒を利用して11年と10ヶ月、このたび再び正規の触媒を設置することにしました。(仮の触媒よ、今までありがとう。)
というわけで、その仮の触媒を外すべくメンテナンスを始めました。
まず、仮の触媒を外すためには、その手前にある下部ファイアーバック(と呼ばれる鋳物の部分)を外すのですが、
ガーーン!
毎年のメンテナンス時には外れてくれたのに、今年は外れないっ!!なぜだ?とよくよく見てみると・・・
熱の影響なのか曲がってる!
しかも正面から見ると横に扇形に伸びて両壁にこすれてつっかえてしまっていた。
ストーブの熱ってすごいですねえ。
・・・と感心している場合ではない。
下手なことをしてドツボにはまってもいけない。ここはやっぱり薪ストーブ専門店に聞いた方がいい!
すぐに車で5分位の所にある専門店へ行き、「側面を外せば下部ファイアーバックは楽に外せる。ただし、右の側面は空気の取り入れ口があったりしてやっかいになるから、左側面を外すのがいい」というアドバイスを受けて帰宅、メンテナンス続行。
ネジを回して側面を外す。
左側面を外して・・・
次にファイアーバックを外す。
アドバイス通り、楽に外せました。
以下の写真は曲がってしまった下部ファイアーバックです。
新しいファイアーバックは在庫切れだったので、店長さんがお店のデモ用ストーブのものを譲ってくれることになりました。
綺麗ですねえ。
そして、下部ファイアーバックの後ろの仮触媒ボックスを取り出して、とりあえず終了。
仮触媒ボックス・正面から
斜めから
あとは新しい触媒と交換ですが、その作業は煙突の筒部分を掃除してススを落としてきれいにしてからということで、メンテナンスはここで一時中断となっています。
ちなみに正規の耐火セラミックボックスがこれです。
・正面から
・斜めから
鉄の仮触媒と違って大変壊れやすい(崩れやすい?)素材で出来ているため、扱いには十分注意しましょう。
薪ストーブ燃焼システムを詳しく知りたい方はファイアーサイドさんのサイトをご覧下さい。