薪ストーブは楽しい!

20数年使ってる薪ストーブについての日記(他、趣味など)

この画面は、簡易表示です

薪ストーブ

薪ストーブ始動

昨日(9/30)薪ストーブのメンテナンスが終わりました。

今回はひび割れの補修などもあったため、最終的なメンテナンスはプロの方にお願い致しました。
メンテナンスをして下さった人はとても感じがいい人で、しかも仕事が丁寧。ストーブのメンテにまつわる話を聞きながら作業をみていましたが、なかなか楽しい時間を過ごすことができました。

今回の部品交換は、上部・下部のファイアーバックとコンバスターフード、触媒、の4点です。

そして今日、今シーズン初の火入れです。
新しい部品を慣らすために200度で燃やしているところです。

薪ストーブ

ほんのりとした暖かさがいいてすね~。
夏場の苦労が報われる瞬間ですね。



ストーブメンテナンス 2

煙突掃除も完了したので、中断していたストーブのメンテナンスを終わらせることにしました。

(「ストーブメンテナンス 1」参照、ここで中断しています。)

今回の作業は「耐火セラミックボックスを設置して触媒を入れて、下部ファイアーバック&コンバスターフードを取り付ける!」です。
手順通りにやればすんなりいくはずの作業です。

そう、すんなりいくはずだったのに最初からつまづいてしまった!
なんと、ストーブ奥に入れるだけのセラミックボックスが入らない!

ガーーーーン・・・

なぜだ?

どこかを外さないと入らないのか?とストーブ内をチェックする。

薪ストーブダンパー

セラミックボックスを無理矢理押し込んで崩れても大変なので、専門の人に見ていただくことにした。
もしかして、どこかが歪んでる?という予想通り、悲しいかな、上部ファイアバック部分が下部ファイアバック同様歪んでしまってたのです。

薪ストーブダンパー

ショック・・・

先シーズンの冬、ダンパーの開閉がスムースに出来なかったのは、上部ファイアーバックの歪みが原因だったようです。

それから、前回のメンテ時に気になったひび割れ部分は、

薪ストーブひび割れ

耐火セメントで補修することになりました。

というわけで、新しい上部ファイアーバックが届くまでメンテナンス作業は再び中断となりました。



煙突掃除2

煙突トップの掃除から一週間後の土曜日、曇りのち晴。微風。
まさに煙突掃除日和。

ということで、煙突掃除後半戦に突入。
(前半戦はこちら「煙突掃除1」です。)

まずはこの赤印の煙突筒部分を外すのですが、

煙突掃除

脚立を立てかけて天井部分のジョイントを外す係(亭主)、煙突根本部分を支える係(私)、脚立を押さえたりその他のサポート係(息子)、の家族3人力を合わせて作業開始です。

最大のポイント、二重煙突とのジョイント部分が外れればしめたもの。(外れない場合は地獄行き・・・)今年は昨年のメンテナンスがよかったためか、すんなり外れました。

煙突掃除

上部ジョイントが外れたら、下で煙突全体を支えている間に亭主が下に移動、そっと煙突をストーブ本体からずらして横に倒し、煙突本体を庭へ移動します。

ブラシをセットして・・・せーの!

煙突掃除

ゴシゴシゴシ!

煙突掃除

その調子!その調子!・・・

ところで、これは何でしょう。

煙突

黒七輪ではありません。
答えは、二重煙突ジョイント部分でした。

で、今年のススは・・・

煙突掃除

洗面器2杯分ってところでしょうか。

さて、次は室内に移ります。
煙突本体を外したので、こんな状態になっています。

煙突掃除

天井を見上げると、

煙突掃除

屋根の中を通っている二重煙突部分からトップ部分を見ることができます。(光で明るいですね)

この二重煙突部分を掃除するわけですが、天井からトップまで約3m位あるでしょうか。
その部分をこうやって・・・

煙突掃除

ゴシゴシゴシ!

これはストーブを設置したときに専門店の人に教えて頂いた方法です。屋根に上ってトップを外してブラシを入れる方法もありでしょうが、我が家の場合は下からブラシを入れて掃除をします。

約3mのブラシの棒がすっぽり入ってしまいます。
下にいる人が棒を支えてあげると、長い棒が暴れないので楽でしょう。

あとは、外したときの逆を行きます。
庭に置いてある煙突本体を家の中に運び入れて、そっと立ててストーブ上に乗せ、ストーブ本体に設置。一人が脚立に上って、天井の二重煙突部分に合わせて固定して終了。

家族総出(といっても3人ですが)の秋の煙突掃除も終わり一安心。中1の息子は成長するにつれ出来ることが増えていくので、どんどん働けるようになってきました。薪ストーブ維持には男手が必要不可欠。先が楽しみです。(逃げるなよ~)



ストーブメンテナンス 1

我が家のストーブは今年11月で丸13年になります。
(長かったような短かったような)

以前にも書いたとおり、引っ越ししたその夜に「新品ストーブファイアー事件」が起きてしまい、ストーブ内の触媒を傷つけてしまいました。(涙)

しばらくは触媒なしで使用してきましたが、薪の燃焼時間や効率を考えるとやっぱり触媒は欲しい。しかし、触媒は高い。
考えたあげく、知人に頼んで触媒の役目を果たせるような仮のものを作ってもらい設置することにしました。

仮の触媒を利用して11年と10ヶ月、このたび再び正規の触媒を設置することにしました。(仮の触媒よ、今までありがとう。)

というわけで、その仮の触媒を外すべくメンテナンスを始めました。

まず、仮の触媒を外すためには、その手前にある下部ファイアーバック(と呼ばれる鋳物の部分)を外すのですが、

薪ストーブメンテナンス

ガーーン!

毎年のメンテナンス時には外れてくれたのに、今年は外れないっ!!なぜだ?とよくよく見てみると・・・

薪ストーブメンテナンス

熱の影響なのか曲がってる!
しかも正面から見ると横に扇形に伸びて両壁にこすれてつっかえてしまっていた。

薪ストーブメンテナンス

ストーブの熱ってすごいですねえ。

・・・と感心している場合ではない。
下手なことをしてドツボにはまってもいけない。ここはやっぱり薪ストーブ専門店に聞いた方がいい!

すぐに車で5分位の所にある専門店へ行き、「側面を外せば下部ファイアーバックは楽に外せる。ただし、右の側面は空気の取り入れ口があったりしてやっかいになるから、左側面を外すのがいい」というアドバイスを受けて帰宅、メンテナンス続行。

ネジを回して側面を外す。

薪ストーブメンテナンス

左側面を外して・・・

薪ストーブメンテナンス

次にファイアーバックを外す。

薪ストーブメンテナンス

アドバイス通り、楽に外せました。
以下の写真は曲がってしまった下部ファイアーバックです。

薪ストーブメンテナンス

新しいファイアーバックは在庫切れだったので、店長さんがお店のデモ用ストーブのものを譲ってくれることになりました。
綺麗ですねえ。

ファイアーバック

そして、下部ファイアーバックの後ろの仮触媒ボックスを取り出して、とりあえず終了。

仮触媒ボックス・正面から

仮触媒ボックス

斜めから

仮触媒

あとは新しい触媒と交換ですが、その作業は煙突の筒部分を掃除してススを落としてきれいにしてからということで、メンテナンスはここで一時中断となっています。

ちなみに正規の耐火セラミックボックスがこれです。

・正面から

耐火セラミックボックス

・斜めから

耐火セラミックボックス

鉄の仮触媒と違って大変壊れやすい(崩れやすい?)素材で出来ているため、扱いには十分注意しましょう。

薪ストーブ燃焼システムを詳しく知りたい方はファイアーサイドさんのサイトをご覧下さい。



煙突掃除1

薪作業も終了し、あとは煙突掃除です。

昨日の夕方、とりあえずトップの部分だけでもやっておこう、と思って屋根に上りました。

煙突

下から見る分にはたいしたことがなさそうですが、いざ登り始めると、この急勾配の屋根は結構怖いです。
赤丸印の部分に腰掛けてトップ部分を掃除するわけですが、例年に比べてかなり綺麗!
先シーズンは冬が長く薪の消費量も多かったのですが、すすが殆どついていない。
筒の部分を軽く叩いてみる。すすの落ちる音がいつもより少ないように感じます。こんなことは本当に珍しい。

あとは~

煙突

この部分です。
この取り外しまた一苦労なわけで・・・

というわけで、大変だからこそ一つ一つの作業を楽しんでやりましょう。
一番注意することは、とにかく怪我をしないように!ですね。




top